投稿日
2024.01.20
カテゴリー
ブログ記事
ライター
渡辺 伶那
工務店がホームページを制作するときに知っておきたいこと3選

現在のサイトの状況を知る

まずは、今のサイトが「どうなのか」を知ることが重要です。

そこで使うのが、「Google Analytics」です。

その中でも注目していただきたいポイントが3つあります。

  • ユーザー(年齢・性別)

貴社に興味がある人はどんな年齢層でしょうか?HPを見ているのはどんな方でしょうか?分析して頂くことで「ターゲット」が見えてきます。これを基に「誰」に向けてのホームページにしていくのか。そのためにどんな雰囲気、言葉をまとったホームページにしていくのか考えることができます。

  • 集客(トラフィック獲得)

ホームページにたどり着いた人が何を経由しているかを確認できます。どの経路のアクセスが自社の集客への貢献度が高いのか確認することで待ち受けるホームページの見せ方を考えることができます。

  • エンゲージメント(ページとスクリーン)

ホームページに訪れた人がどのページをどれくらいの回数、どれくらいの時間見ているのかを確認できます。自社を気になっている人が何を知りたがっているのか何が今刺さっているのかこの視点から新しいホームページのコンテンツの検討ができます。

現在のサイトの状況を知ったうえで大切になることが2つ目です。

自社の強みを整理する

「バリュープロポジション」という言葉をご存じですか?

これを考えることで自社独自の強みが見えてきます。

そして、強みを整理するとき3つの視点が必要となります。

  • お客様が望んでいる価値
  • 競合他社が提供できる価値
  • 自社が提供できる価値

これを考えた上で、「お客様が望んでいるが競合他社には提供できない独自の価値」が見えこれがバリュ―プロポジションになり、「貴社を選ぶ」に繋がります。

現在のサイトの状況、そして伝えるべき自社の強みを整理できたところで、考えるべきポイントの3つ目があります。

ホームページの制作会社を吟味する

ホームページをどこでつくるか。完成するホームページを左右する大きなポイントです。

目を向けがちな「デザイン」。作り出したい「お問い合わせ」を考えるうえで重要になるのが「WEBで成果をつくる方程式」です。

集客力×反応力=お問い合わせ

貴社のお客様になりうる人が貴社の魅力が伝わるホームページを見たときにはじめてお問い合わせが生まれるという考え方です。

「集客力」=自社の施工エリアで、コンセプトに共感してくれる人=自社のお客様になりうる人「だけ」を集める力

「反応力」=お客様になりうる人がホームページを見たとき「お問い合わせ」をしたくなるかどうかのホームページが持つ力

詳細については

https://zenrin-tokai.co.jp/marketing-labo/post-3862/でご紹介しておりますのでご参照ください。

ホームページ制作会社を吟味する上で、「集客力」「反応力」の両軸を対応してくれる会社かどうかが見極めのポイントです。

伝えたいことが最大限盛り込めた!と思ったサイト。表面上は反応力が高くても実はきちんと読んでもらえていなかったら?ホームページに集客している人が貴社に求めているものとホームページのイメージが違っていたら…?集客と反応は相互関係にあります。今集客した人はどんな人で、ホームページでどんな反応をしているのか。ホームページで反応がいい人はどんな集客をされた人なのか。両軸から「集客力」と「反応力」の現状を判断する必要があります。だからこそ両方知識があるだけでなく対応してくれる会社にホームページ制作を依頼することが大切です。

見極めのポイントとしては「公開後の運用サポート」です。

集客による分析は一朝一夕では行えません。ホームページは「生き物」といわれるくらい

完成させること以上に「育て続ける」ことが重要になっていきます。だからこそ、どんなホームページを作るかだけでなく、その後どうしていくかにフォーカスを当て「インターネット広告」等に知見のある会社を選ぶことがオススメです。

まとめ

ホームページを制作するときに知っておきたい、考えるべき3つのポイントをご紹介いたしました。

まずは、Google Analyticsのデータを基に、きちんと現在のホームページの状況を知ること。そして、お客様に伝えるべき自社の強みを整理すること。そして、お問い合わせを生むためにホームページだけでなく「集客」と併せてサポートしてくれるホームページ制作会社を吟味することが大切です。

ただリニューアルしてしまうことほどもったいないことはありません。

自社にとってよりよいホームページを作るためにもまずは一度、自社のホームページを分析してみてください。きっとリニューアルの方向性が見えてくるはずです。