広告を配信しているだけ…になっていませんか?
Instagram広告は、やり方次第で効果的に配信することができ、さらにはお問い合わせに繋がる集客の質も改善できます。
この記事では、Instagram広告の効果計測や配信方法にスポットを当ててご説明いたします。
Instagram広告からの流入をアナリティクスで確認
自社でInstagram広告を配信している工務店様も多いかと思います。Instagram広告を配信し、計測結果をアナリティクスで確認していますか?
配信するだけでは、アナリティクスの参照元でInstagram広告からの流入を切り分けて見ることができません。設定していない場合、Instagram広告からの流入は「(direct / none)」に分類されてしまいます。
広告のリンク先URLへの一工夫で、上記レポートのようにInstagram広告からの流入を切り分けて見られるようになります。
集客>すべてのトラフィック>参照元/メディア「Instagram/cpc」
パラメータ付きのURLを設定
パラメータ付きURLを広告のリンク先URLに設定することで、Instagram広告からの流入を切り分けることができます。パラメータの付け方が分からない方も安心してください。下記のWEBサイトでカンタンにパラメータ付きURLを作成できます。
https://www.cr-fix.co.jp/urlencode/
パラメータを付与するWEBサイトは「パラメータ生成」と検索すると多数あります。お好きなサイトをご活用ください。
https://ga-dev-tools.web.app/campaign-url-builder/
今回は、必須項目だけご紹介しています。
ウェブサイトのURL…Instagram広告をクリックして到達するページのURLを入れて下さい
キャンペーンのソース…どこから訪問したのかを入れて下さい。ここではInstagram広告からの流入なので「Instagram」としています。
キャンペーンのメディア…広告からの流入は「cpc」と入れて下さい。
キャンペーン名…配信目的やどんな内容なのか入れて下さい。(サンプルは2022年10月に広告配信した認知用の広告なので「blanding_202210」としています)
送信ボタンを押すと、WEBサイトのURLの後に「?」から始まるパラメータが付与されます。このパラメータ付きURLをInstagram広告のリンク先に設定すればアナリティクスの「参照元/メディア」でInstagram広告からの流入を切り分けて効果の計測をすることができます。アナリティクスでInstagram広告の効果を計測できた方は、目標CV、直帰率、平均セッション時間で集客の質を確認して下さい。
「CVがでていない…」「直帰率が高い…」「平均セッション時間が少ない…」とお悩みの工務店様が多いのではないでしょうか。Instagram広告は、配信方法・設定を変更することで効果改善のポイントが明確になり、適切なターゲット設定や、広告内容の“勝ちパターン”を見つけることが出来ます。
Instagram広告の配信方法2パターン
Instagram広告の配信方法は2つあります。2つの広告配信方法のメリットとデメリットをお伝えします。
パターン1:Instagramアカウントから広告出稿
Instagramアカウントを準備すれば簡易的に広告配信可能
スマートフォンから気軽に広告配信が可能
広告配信は記事投稿をする必要がある
複数人での管理がしにくい(ログイン情報を全員が把握する必要がある)
柔軟な配信設定ができない
効果測定や配信結果の計測が難しい
パターン2:Metaビジネスアカウントから広告出稿
柔軟なターゲット設定・広告配信設定が可能
Facebookや提携しているスマホアプリにも配信可能
複数人での操作・管理がしやすい
効果測定ができ、戦略に沿った適切なアプローチができる
PCで操作する必要がある
操作や設定が難しい
Instagram広告は、パターン1「Instagramアカウントから広告出稿」のように配信が簡易的にでき自社で挑戦しやすい広告媒体です。簡易的な一方、Instagram広告を配信した効果計測はできていますか?
「なんとなく効果がでているのではないか…」「Instagramを見たというお客様がいる…」と感覚で結果を判断していませんか?
広告配信の計測を柔軟に行い、パターン2「Metaビジネスアカウントから広告出稿」で配信結果を見える化、そして改善を繰り返してより効果的に広告を配信をしていくことが大切です!
他社が配信している広告内容やバナーを確認
ここまでは、Instagram広告の配信結果を測定する方法や、配信方法に着目してお伝えしてきました。しかし、配信結果を測定出来ていても、配信の準備をしっかり行っていても、「どのような広告を配信するのか」が一番の課題、そして重要なポイントといっても過言ではありません。
「どんな広告をどんなイメージで配信しようかな…」という壁にぶつかったことはありませんか?また、「他社の工務店さんはどんな広告を配信しているのか?」と思ったことはありませんか? 最後に、広告バナーのイメージの考案や、今主流な配信内容を把握に活用できるサイトをご紹介します。
①広告カテゴリ>すべての広告を選択
②検索ボックスにキーワードを入れて検索
特定の会社名、あるいは「〇〇市 工務店」などのキーワードでも検索出来ます。キーワードにヒットした、現在配信している広告内容やバナーが表示されます。
↑実際に「工務店」と検索した結果です。工務店の広告バナーや内容がこのように確認できます。
今回の記事では、Instagram広告にスポットを当て、配信設定・計測から他社の広告配信内容をチェックできる方法を紹介しました。Instagram広告の配信設定や運用のご相談、その他お困り事やご質問等がございましたらお気軽にご連絡ください。