投稿日
2022.11.11
カテゴリー
ブログ記事
ライター
齋藤汐里
今までのアナリティクスが見れなくなる?!GA4初心者へ向けて簡単解説。その①
2023年7月以降、現在お使いのGoogleアナリティクスはデータを収集しなくなり、Googleアナリティクス4へ移行されることが決定しました。今までのアナリティクスはどうなってしまうの?何がどう変わるの?何から始めればいいの?と惑われている工務店様も多いのではないでしょうか。この記事では、工務店の皆様に「GA4へアップデートされた背景」から「旧アナリティクスとの違い」まで簡単にご解説いたします。

なぜGoogleアナリティクスはアップデートされるの??

約7年ぶりのアップデート。しかもただのアップデートではなく、もはや別物とまで言われているGA4。ここまで変化を遂げるには、私たちの日常が大きく変化したことが理由にありました。

 ユーザー行動の変化

近年のスマートフォンの普及により、情報を仕入れる方法は検索だけではなく、動画やアプリなど多岐にわたるようになりました。工務店を探す場合は、検索だけではなく、つまり、ユーザーは様々なデバイスやアプリを行き来するようになっているわけです。これにより、旧アナリティクスでは計測できないユーザーの動きが出来上がってしまったのです。GA4ではこの経緯を踏まえ、最新のユーザー行動を把握できる新しい計測方法へ生まれ変わりました。

 プライバシー保護への対応

近年プライバシー保護の観点から、データ規制が進み、アナリティクス上で取得できるデータが不足する問題が生じています。GA4は、この規制の中でもプライバシーに配慮したデータ収集をすることが出来る仕様に生まれ変わっているのです。

理由は分かった。では何が変わるの?

 ユーザー行動を理解・分析しやすくなる

まずは、ユーザー行動を理解・分析しやすくなります。例えば、ページの上から下まで何%ユーザーは見てくれたのか、という計測。これがボタン一つで簡単にできるようになります。従来は制作会社様で指定のコードをホームページ内に設置してもらうという手間のかかる作業が必要でした。分析したいユーザー行動を自分でカスタマイズできるようになるのはとても魅力的ですね。

 デバイスをまたいでも一人のユーザーとして捉えられる

さらに、ユーザーがデバイスをまたいで行動しても一人のユーザーとしてカウントできるようになります。現代はスマホやタブレットPCなど、様々なデバイスをまたいで情報を見ることが当たり前になりました。従来は、同じユーザーだとしても、別のデバイスを使えばデバイスごとに1ユーザーとしてカウントされてしまっていたため、本当のユーザー数はなかなか見えにくいデータとなっていました。GA4では、1ユーザーがどんな動きをしているのか、より詳細にわかるようになります。


-----------------------------------------

GA4に移行しなければいけないと言われつつ、なんで変えなければいけないのかが分からないと、実行に移しにくいかと思います。今回の記事で、少しでもGA4移行に前向きになっていいただけたら幸いです。 最後までご覧いただきありがとうございました。次回は、旧アナリティクスと何が違うのかを具体的にお伝えします。ぜひこちらもご覧ください。