インターネット広告が注目される理由
今インターネット広告が注目されていることをご存知ですか? 株式会社電通が2020年3月に発表した「2019年 日本の広告費」によると、マスコミ4媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビメディア)の広告費が前年割れしている中、インターネット広告費は6年連続で2桁成長をとげ、ついにテレビメディアを超えました。
「テレビメディア広告費」と「インターネット広告費」
出典:株式会社電通|2019年 日本の広告費
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0311-010027.html
こんなにもインターネット広告が注目されるわけ。それは大きく2つあります。
1つ目は「スマートフォン普及率の増加」です。皆さんも当たり前のように使用しているであろうスマートフォン。気軽にどこでも検索ができたり、時間があると気づけばスマートフォンを見ているなんてこともあったりすることから、ネット広告が目にされる機会が増えました。でもスマートフォンが普及しているのは若い人の間だけじゃない?なんて思ったそこのあなた。実はシニア世代にも普及率が高まっていることをご存知でしょうか?MMD研究所の調査によると、シニア世代のスマートフォン普及率は77%にも及ぶそうです。このことから、ネット広告はどの世代に対してもアピールが可能なすごい広告と言えますね。注目されるのも納得です。
そしてネット広告が注目される理由2つ目は、「新型コロナウイルスによる在宅時間の増加」です。緊急事態宣言以降、皆さんもお家にいる時間が増えましたよね。お家にいるとき、スマートフォンやPCで何かを調べたり、動画を見たり、SNSを見たり、、と何かとスマートフォンやPCを触る時間が増えたと思います。こうしてテレビを観ないなんて方も増えた結果、ネット広告が注目されるようになったのです。
インターネット広告のメリット
さて、ここからはインターネット広告全体のメリットについて解説します。 多くのメリットがある中でも、今回は5つに絞ってご紹介します。
特定のユーザーに的を絞って広告配信ができる
それぞれの工務店で、広告を出す目的やターゲットとしている人等は少しずつ異なっていると思います。インターネット広告は、こういった目的やターゲットにしっかりとマッチしたユーザーだけに広告を配信することが可能なのです。例えば、静岡県三島市のアウトドアに特化した工務店が自社の認知度を高めるために広告を配信したいという場合は以下のように広告が配信できます。
媒体・フォーマットの種類が豊富
皆さんはインターネット広告といえばどんなものをイメージするでしょうか?おそらくいろいろな広告をイメージされると思います。インターネット広告の中にも様々な種類があり、広告配信の目的に合わせた媒体やフォーマットを選択することでターゲットにマッチしたユーザーを集客することができます。検索した際に、テキスト状で表示される「検索広告」。ネットニュースなどを見ているときに画像で表示される「ディスプレイ広告」。YouTubeを見ているときに動画で表示される「動画広告」。SNSのタイムライン等に記事形式で表示される「SNS広告」など。様々な種類があります。こちらは別の記事で詳しくお伝えします。
効果測定しやすい
チラシで広告を出した場合、そのチラシはどのくらいの人がしっかりと見てくれて、お問い合わせに繋がったのか等の効果が見えにくいと思います。インターネット広告の場合、それがしっかりと数字として表示され、どのくらいの効果があったのかしっかりと把握することができます。効果があまり出ないようであれば、次はこんな広告を出してみようといった、トライ&エラーが可能なのです。
手軽に掲載が可能
チラシや、何かに掲載したりする場合、準備に何日もかかったり手間がかかったりすると思います。インターネット広告では、広告文や画像等が決まったら即入稿、ワンクリックで配信が可能な広告があります。また、何か間違えてしまったという場合もすぐに修正ができるので、安心して広告を出すことができるのです。
少額予算から広告配信が可能
インターネット広告では、1クリックの価格を自分で設定ができます。なので、予算の範囲以内で広告を配信することができるのです。例えば今月は1クリック150円、来月は少し予算を下げて、1クリック100円くらいにしようといった調整も可能です。予算に合わせて配信できるのはうれしいポイントですよね。
インターネット広告のデメリット
ある程度の運用の手間と知識が必要
先ほど手軽に掲載できるというメリットを紹介しましたが、掲載自体以外の部分はある程度の知識が必要になってきます。掲載する際にはどんな入札をすればよいのか、広告配信後はどんな評価をすればよいのか、改善点はどこなのか等を考えながら運用していく必要があります。広告配信をするうえで、まずは知識を身につける必要があるのが少し難しいと思われてしまうポイントかもしれません。
変化のスピードが早い
インターネットの世界の変化のスピードが早いのと同様に、インターネット広告も日々変化し続けています。これについていくには、日頃から広告の様子を見たり、情報を仕入れておく必要があります。これは本業と両立して運用するという点においては、難しいと感じられてしまう部分かもしれません。
導入後も広告を変化させる必要がある
②のデメリットでも述べた通り、変化をし続けているインターネット広告。広告の評価のされ方も変化しているので、ずっと同じ広告を配信していると、ユーザーから飽きられてしまったり、広告媒体からの評価も落ちてしまい、思ったような効果が出ない場合が出てきたりします。このことから、広告自体もどんどん変化させていくことが必要になるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか? 多くの方に目にされる機会が増えたインターネット広告。かつての広告媒体と比べて多くのメリットがあり、とても魅力的な広告ですよね。活用次第では効果が期待できる広告ですが、今回お伝えしたデメリットを見て、やっぱり難しいのか…と思われてしまった工務店様もいらっしゃるかと思います。 そんな方もご安心ください。これからインターネット広告についての情報をどんどん配信していく予定ですので、こちらを参考に広告にどんどん挑戦していっていただければ幸いです。 また、弊社では広告の代理運用を行っております。難しいと思われてしまう部分は専門知識を持った弊社のスタッフがカバーいたします。お気軽にご相談ください。
参考:
株式会社電通「2019年 日本の広告費」
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0311-010027.html
MMD研究所「2020年、シニアはスマホを使えないはもう古い?シニアのスマホ所有率約8割」
https://mmdlabo.jp/blog/detail_1882.html