『やっぱりもっと集客を増やさないと…』と考えていませんか?
けれど実際は、“集める前に、今来てくれている人を逃してしまっている”ケースが圧倒的に多いのです。
たとえばこんなケースです:
・施工事例ページまでは見られているのに、その先(お問い合わせ・モデルハウス見学)に進んでいない
・商品・価格のページまで来たのに、情報が足りず離脱している
・会社概要やスタッフ紹介まで見たけど、決定打がなくブラウザを閉じてしまった
つまり、問題は“人数”ではなく“どこで気持ちが途切れているのか”。
その“離脱ポイント”を見つけるために使えるのが **GA4(Googleアナリティクス4)**です。
この記事では、
✔ GA4で「離脱されているページ」を見つける方法
✔ 離脱が多いページの見極め方・改善のヒント
✔ そして、離脱を見る前に確認したい“入口の分析
をやさしく解説します。
そもそも「離脱」とは?“直帰”との違い
GA4でよく混乱されるのが、「離脱」と「直帰」の違いです。
ここを理解しておくことで、データの見方が変わります。
| 指標 | 意味 | 例 |
| 直帰 | サイトに入って、1ページだけ見て帰ること | Google検索 → TOPのみ見てブラウザを閉じる |
| 離脱 | 複数ページ見た後、最後にそのページでサイトを離れた | TOP→商品紹介→会社概要→そこで離脱 |
つまり、直帰は「入口で帰った人」・離脱は「途中のページで帰った人」という違いです。
この記事で扱うのは、後者の“離脱=出口”です。
なぜなら、お問い合わせに至らない原因のほとんどは、途中のページで“決断が止まる”からです。
GA4で離脱ページを確認する具体的な手順
ここからは実際に、GA4を使って「どのページでユーザーが離れているのか」を見ていきます。
方法①|離脱数・離脱率を確認する
1.左メニューから「探索」を選択
2.「自由形式」を選択

3.表示された画面にて「変数」並びの内
・「ディメンション」にて+マークから「ページタイトルとスクリーンクラス」を追加
・「指標」にて+マークから「離脱数」を追加
4.つくられたカードをダブルクリックで「設定」に移動する
(既に「設定」に入っている「市区町村」などは必要ないので該当カードにカーソルを当てると表示されるバッテンで削除してください)
5.画面右の表で、それぞれのページにどれくらいの人が来て、どれくらいの方がそこで離脱しているか確認いただけます。

方法②|離脱までの道のりを確認する
離脱数だけでなく、「どの導線で、どこまで行って離脱したのか?」もわかると非常に便利です。
これが見られるのが同じく探索のレポートに存在する「経路探索」です。
1.左メニューから「探索」を選択
2.「経路データ探索」を選択

3.表示された画面にて始点の右側「ステップ+1」の部分をクリックし「ページタイトルとスクリーンクラス」を選択
4.経路を追いたいページをクリックする
5.次の遷移を4を繰り返すことで追いかける
6.クリックした部分が「グレー」になったところが離脱ページ

注意したいのは、離脱率が高いページ=すべてダメではないということです。
大事なのは、
「本当は次のページに進んでほしいのに、止まってしまっているページ」を見つけることです。
工務店サイトで“離脱が多いページ”とよくある原因
離脱が起きやすいページには共通点があります。ここでは工務店サイトで特に注意すべきページをわかりやすく整理します。
| ページ例 | 離脱が起きる理由例 | よくあるユーザー心理 |
| 施工事例 | 写真だけ見て満足し、次に進む導線がない | 「いい家が見れた。満足」 |
| 商品・価格紹介 | 金額・仕様・性能の情報が足りない | 「結局いくらかかるの?」「他社と比べづらい」 |
| スタッフ紹介 | 信頼感不足・雰囲気が見えない | 「人柄は大事だけど判断材料が少ない…」 |
| 会社概要 | 実績・理念などが表面的 | 「安全そうだけど決め手がない」 |
| ブログ | 読んで終わりで、次の導線がない | 「いい情報だった。また今度考えよう」 |
これを改善するための「小さな工夫」で効果が変わる
離脱を減らすには、劇的なデザイン変更ではなく**「ページの最後に何を置くか」**が重要です。例えば:
📌 施工事例の下に「この家の見学予約はこちら」「他の施工事例を見る」
📌 商品ページに「参考価格」「ローン相談」「資金計画シミュレーション」
📌 スタッフ紹介の下に「相談してみる」「モデルハウスで会えます」
📌 ブログ記事の最後に「無料相談」「イベント情報に飛ぶボタン」
改善策は「行動を促す導線(CTA)」に集約される
離脱を防ぐ一番の方法は、ユーザーの“次の行動”を手助けすることです。
そのためのポイントはCTA(Call to Action)=行動喚起です。
行動喚起のチェックポイントは以下の通りです。
・施工事例の後に「次に見るべきもの」は明確にありますか?
・問い合わせボタンは、スマホの親指で押しやすい位置にありますか?
・ページの最後が「情報の終わり」ではなく「行動の始まり」になっていますか?
・CTAの文言が「お問い合わせ」だけでなく、「相談してみる」「資料を見る」など心理に寄り添っていますか?
離脱を見る前に、“入口(集客)があるか”を確認する
離脱を調べる前に、大前提として必要な視点があります。
そもそも、そのページまで人は来ているのか?
入口(流入)を見ずに、出口(離脱)だけ見ても意味がない
そこで役立つのが、工務店向けサイト分析ツール 「Gabit(ガビット)」です。
オススメツール
GA4は便利な反面、操作に慣れるまで少し時間がかかります。
まず、流入の状況を確認しようにも「データをどう見たらいいのかわからない、そもそもどこをみていいのかわからない」という声も少なくありません。
そんな時におすすめなのが、**Gabit(ガビット)**です。
アナリティクスを簡単に!自社比較、エリア内他社比較、業界内比較を簡単に!を叶えるツールです。
数字を見るだけで終わらせず、“改善に使えるデータ”に変える。
Gabitなら、工務店の集客改善をもっと効率的に進められます。
詳しくはこちら → https://gabit.info/
まとめ|“増やす前に、逃していないか”を見るのが本質
・問い合わせが来ない原因は「集客不足」ではなく「途中離脱」であることが多い
・GA4では「どのページで興味が止まったか」がわかる
・ただし、離脱率を見る前に「そもそもアクセスがあるのか?」は必ず確認
・そして大切なのはデザインより導線設計、情報よりも“次の一歩のサポート”